気候変動問題から逃げ切る方法|キャメロン・ヘプバーン|TEDxVienna
Cameron Hepburn |
TEDxVienna
• October 2019
気候変動問題は広く知られている世界規模の課題ですが、小さなアクションでとても大きな変化をもたらすことができるでしょうか?時として、そんなことが起こります。たった一人のティーンエイジャーの抗議、ちょっとしたルール変更、あるいはシンプルだけど斬新なアイデアといったものが、拡大して世界規模の影響を与えることがあります。以前に天気に適用したコンセプトを使うオックスフォード大学のとあるチームが、暴走する(runaway)変化、逃げ切るための変化、雪だるま式効果、人間が作り出したシステムの重大な転換点に着目しながら、脱炭素社会への移行に拍車をかけるかも知れない「繊細な介入点」を探求しています。
キャメロン・ヘプバーンは英オックスフォード大学の環境経済学の教授であり、Smith School of Enterprise and the Environment(スミス企業環境スクール)の所長です。また 彼は、オックスフォード大学マーティンスクールの新経済理論研究所(Institute for New Economic Thinking-INET)を拠点とする、持続可能プログラムのディレクターでもあります。キャメロンは、工学、生物学、哲学、経済学、公共政策と法律など、様々な研究分野でエネルギー、資源、環境課題について幅広く論文を発表し、法学と工学で学士号(メルボルン大学)、経済学の修士号及び博士号(オックスフォード大学ローズ奨学生) を取得しました。彼は3つの成功ビジネスの共同創立者であり、エネルギーや環境政策について、各国(中国、インド、英国、オーストラリアなど)の政府大臣や国際組織(経済協力開発機構、国連など)への助言も行っています。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。