Yann Arthus-Bertrand
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ここに飛行機で来るため 私は環境に大きな影響を与えました 大気中に9トンのCO2を排出したのです これはゾウ2頭分の 重さになります 私はここに エコロジーの話をするため 来たのでした そしてフランス人1人が出す― 1年分のCO2を 排出しました どうしたら良いのでしょう? フランスに帰ったら1人殺しましょうか (笑) カーボンオフセットのため 埋め合わせをしなければなりません いつもやっているように (笑)

私の仕事は 我々が地球に与える― 影響を示すことです 去年撮った 写真の中から いくつか お見せしましょう

カナダのアルバータ州の オイルサンドです 多くの汚染を 引き起こしています ご存じでしょう 目を背けたいかもしれません アルバータでは 週7日 1日24時間 休むことなく 可能な限り多くの石油が 採掘されています 石油が やがて無くなることは 分かっています オイルサンドは 長期的な解決策にはなりません 私たちは毎年見つかる量の3倍の― 石油を消費しているのです みんな目を背けています 否認です

ニューカレドニアの サンゴ礁です 地球温暖化によって 2050年までに サンゴ礁は 100% 姿を消すかもしれません サンゴ礁が 温度にどれほど 敏感であるか 海の生命の多様性を維持する上で どれほど重要か ご存じでしょう

北極です 去年の夏に撮りました 15年前であれば こんな写真を撮ることはできませんでした 今や大西洋から太平洋に抜ける新たな航路ができました 北極の氷の厚さは 1960年以降 40パーセント以上 減少しました

これは 雪のないキリマンジャロの姿です 悲しい写真です 80パーセントの氷が 失われました 科学者によれば 100年のうちに 山にある氷河は すべて失われるとのことです 氷河は地球の生命にとって とても大切なものです アル ゴアが言ったように 20億の人々が ヒマラヤの― 氷河に由来する水で生活をしています

漁から戻った漁師たちです 人類の5分の1は 魚に依存して暮らしています 現在7割以上の魚資源が 過剰に捕獲されています FAO (国連食料農業機関)によると もし漁業の方法を変えないなら 主要な水産資源は 2015年までに 姿を消すとのことです 私たちは目を背けています

この美しい写真は アフリカのゴミ捨て場です 世界の6人に1人は 食べ物が十分にありません 10億人が 十分に食べられずにいるのです アフリカの多くの場所では トウモロコシが主要な食糧となっています ここアメリカでは トウモロコシの90パーセントが 飼料や油のために 栽培されています

ボルネオの椰子のプランテーションです 毎年 5万平方マイルの森林が 失われています

ダルフールの 難民キャンプです 現在 世界には 2千万人の難民がいます 国連によれば 2050年には難民の数が 2億5千万人になるとのことです

私はいつも 通りで 写真を展示しています 世界の都市の100か所でやりました しかし人々の声なしで どうやって世界を理解できるでしょう? 風景写真では十分でありません 他のこともしなければならないのは 明らかでした それで私は「ほかの60億の人々」というプロジェクトを始めました 6人のカメラマンを世界に送り出し 人生に関する大切なことについて 同じ質問を 人々にしてもらいました 5千人にインタビューを行いました お見せしましょう

俺の人生に起きた最高のことかい? それは親父がこう言った時さ 「この子はお前のフィアンセだ」

愛? 愛はいいわね それがあれば

ロミオとジュリエット サシとパノ ドディとダイアナ ヒアとランジャ それが愛さ! / 一番怖いものは…

難しいこと聞くのね

幸せに暮らしてるさ 他に何をすることがある?

覚えている一番はじめのことは… / そうやって母から教えられた 子供時代に… / 人を敬うということを 自転車に乗って 楽しかったこと… / あの言葉は決して忘れないよ

私たちは物語を作り 世界を飛び回ったんだ 屋根裏部屋に居ながらにしてね!

今日はすごく笑ったよ 家族とは…ああ 耐えられない

正直であれば 人生は開ける

自分は何者か? それが最大の疑問です

もしイラクに戻って 人々と話すことがあったら 跪いて彼らの足に口づけしなければなりません 私たちが子供を連れて行こうとしたとき 私の足に口づけしようとしたあの女性のように 恥ずかしく感じます 彼らの強さには 頭が上がりません イラクの人々に対し 永久に償いを しなければならないと感じています

父さん 母さん 私大きくなったよ もう心配しないで 父さん もう働かなくていいんだから 私の家族は…なんていうか すごく貧しくて 深圳での今の生活で もっとやれるのがわかった きっと両親を呼んで いっしょに暮らしていける ずっと貧しいままでいてほしくない 私がいつの日か 何かをできたとしたら ありがとうって言いたい 父さん 母さん ありがとう ありがとう 私を育ててくれて 今の私があるのは 父さんと母さんのおかげだもの

車椅子で生活するようになって7年になるけど 前よりもっと活動的な人生を 送っているよ 今でもサーフィンするし ヨットで世界を周り ダイビングもやっている みんな 僕にはそんなこと無理だと言った 自然と繋がることで得られるんだと思う 生命の力と繋がることによって この惑星上では 誰もが 何らかの― 不自由を負った存在だ 精神や 心や 肉体に 僕の不自由は むしろ簡単な方さ

わしとあんたが互いに気に入ったとしよう あんたは遠くから来て あんたはわしを知らないし わしはあんたを知らない 嘘なしで話して あんたを気に入ったら 牛一頭と 他にもいろんなものをやる そして友達になる 誰も自分だけでやってくことなんてできんものな

(拍手)

皆さんも このサイトに行って 同じ質問に 答えることができます 40の大切な質問です

では 私の映画について お話しましょう この3年間 私は 映画のため 地球を撮影してきました 映画の名前は「Home」 「家」ということです この惑星の現状を描いた映画です 地球上には 生命のすばらしいストーリーがあります 誇りを持って この予告編をお見せします

地球が誕生して45億年 これらの植物が現れて数億年 人類が現れて わずか20万年足らず 私たちは適応し 地球すべてを征服した 我々以外の数百万種の生物とは違ったやり方で 何世代にも渡り 子供を産み育ててきた 過去30年 私は空高くから 地上と その住人を 観察してきた 人間の生命は 地球の健康と 深く結びついている 私たちは水に 森に 砂漠に 海に 依存している 漁業 牧畜 農業は 今も世界の主要な職業である 私たちを 結び付けているものは 私たちを 分け隔てるものより はるかに大きい 私たちは皆等しく地球の恵みを必要としている 生活を良くしたいという 同じ望みを持っている それでいて 壁を築き 互いを隔てている

今日における我々の最大の戦いは 自然の恵みを守ることである この50年足らずで それ以前の全人類よりも 大きく地球を変えた 森林の半分が姿を消し 水不足は悪化し 集約農業が 土壌を荒廃させ 持続し得ない エネルギー消費をし 気候は変動を続け 我々は 自らを危機に陥れている 自分の生活を 良くしようとするばかり 富の格差は 開く一方 地球が持ちこたえられるよりも 急速に進んでいることを 顧みもしない 今日でも取れる手立てはある この流れを良い方向に変えられる力を 我々は持っている どうして手をこまねいているのか? (拍手)

リュック ベッソンが この映画の製作を指揮しました しかしこれは 普通の映画ではありません この映画は 無料で配布されます 著作権なしです 6月5日 世界環境デーに インターネットから 誰でもダウンロードできるようになります テレビや劇場で流せるよう 6月5日に 無料で 提供されます この映画は ビジネスとは無縁です 学校 自治体 NGO それに あなた自身も 手に入れることができます

私たちは 向き合わなければなりません 私が言いたいのは 危機感を持つのが遅すぎるということです 時間はありません 私たちみんなが 解決策の一部にならなければならないのです 最後に この講演を始めてから 4,700番目に生まれた子供に よく来たねと言いたい どうもありがとう 愛しています (拍手)