マルコム・ロンドン
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朝7時45分 ビルのドアを開けて 人を育てるためのビルなのに 俺はくじけそうな気分 いつも帰った後に 掃除されている廊下を通るけど 「普通」の清掃員を 優秀だと讃える ほどのことではない ロッカーは ティーンの少年がポカンと口を開いて 不安だけを隠す服を着た少女を 見ているみたい あとは丸見えなのだ 父のいない家で育った男が マッチョぶりを誇り いじめる奴らの ヤバイ武装はカモフラージュ 実はハグを求めている 教師の仕事は給料に見合わない 授業を受ける若者は 海のように押し寄せ しかし泳ぎひとつ覚えずに 鐘が鳴ると 割れた紅海のように散っていく ここは そう訓練場だ 私の高校はシカゴ 多様だが 意図的な差別も残され 有刺鉄線で社会格差の線が引かれる 「普通」「優等生」というラベルが いつまでもついて回る 「優等生」の俺も 「普通」の生徒と一緒に帰る 連中は自分の縄張りから 抜けられない兵士だ ここは そう訓練場だ 「普通」と「優等生」の振り分けを いつまでも繰り返す 社会システムのゴミを リサイクルする仕組み 若いころから 要領の良さと資本主義を活かせば 大物になれると教わっている 他のやつは踏み台にしなければならない この訓練場では 上に立つことを習う者と 服従するしかなくなる者がいる そんな飲み込みがたい真実を 受け入れられないのも無理はない 卒業するためにと 身動きできず 凍りついている人ばかりだ 宿題も憂鬱だ 家に帰れば 毎日 家での仕事もあるんだ その上宿題なんてできっこない 教科書を読むのも憂鬱だ 読んでも仕方ない気分だから 自分の人生はとっくに書かれていて 死ぬか捕まるかに決まっている テストを受けるのは憂鬱だ マークシートを埋めたって 銃弾が飛んでくるのは止められない 教育システムがダメになってると聞くが 教育は その目的を果たしていると信じる 訓練し 道を外れさせず 我々の多くがあきらめてしまった アメリカン・ドリームを追い求める ことを可能にするという目的を (拍手)