自閉症についての考え方が全て間違っている理由 | ジャック・デン・ハウティング|TEDxMacquarieUniversity
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Jac den Houting |
TEDxMacquarieUniversity
• September 2019
自閉症と診断されるのは悲劇とみなされることが多いですが、ジャック・デン・ハウティングにとっては、彼女の人生で最高のできごとでした。神経多様性パラダイムや障害の社会モデル、二重共感問題のような考えは、自身が自閉症者である彼女の人生を変えました。ジャックはこのトークで、これらの考えに自己の経験を当てはめ、自閉症理解の方法を再考する必要性を語ります。
ジャック・デン・ホーティングは心理学研究者であり、自閉症当事者として社会正義を追求する活動家でもあります。現在、シドニーのマッコーリー大学に博士研究員として所属し、リズ・ペリカノ教授の元で研究しています。2015年にブリスベンのグリフィス大学 Autism Centre of Excellence(自閉症中核的研究拠点)にてAutism CRC scholarship(自閉症共同リサーチセンター奨学金)を授与され、博士課程を修了しました。これ以前には約10年間、クイーンズランド州警察およびクイーンズランド州立刑務所で刑事司法制度の心理士としての経歴があります。
ジャックは25歳で自閉症と診断され、ニューロダイバージェントであり、クィアであることを誇りに思っています。2013年のAsia Pacific Autism Conference(アジア太平洋自閉症会議)での第1回Future Leadership Program(フューチャー・リーダーシップ・プログラム)参加後まもなく、自閉症者コミュニティの強力な代弁者としての地位を確立しました。ジャックは現在、以下の組織に関わっています。Autistic Self Advocacy Network of Australia and New Zealand (ASAN-AuNZ) Executive Committee(オーストラリア・ニュージーランド自閉症セルフアドボカシー ネットワーク実行委員会)、Autism CRC Data Access Committee(自閉症共同リサーチセンター・データアクセス委員会)、アスペクトLGBTQIA +自閉症諮問委員会(Aspect LGBTQIA+ Autism Advisory Committee)、アスペクト諮問委員会(Aspect Advisory Council)
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。